調査方法 – フォーカスグループ
2024.01.09
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
組織開発において、問題の発見や掘り下げをする上で調査をする必要があります。
調査にはアンケート、インタビュー、フォーカスグループ、観察などがあります。
今回はフォーカスグループについて整理します。
フォーカスグループとは?
フォーカスグループとは、調査対象に関して有用な情報を持つと考えられる少人数を集めて行う対話の場です。
通常6〜10名程度で実施されます。
調査者は、フォーカスグループにおいてモデレーターを担当します。
フォーカスグループの進行の注意点
モデレーターとして調査者が注意する点としては、以下があります
- 議論が主題からそれないようにする
- 議論にバイアスが入り込まないようにする
組織開発における例
- 全社の課題を議論するために各部の代表を集めたフォーカスグループ
- 部内の課題を議論するために部内の主要マネージャーを集めたフォーカスグループ
- チーム内の課題を議論するためにマネージャー、リーダー、シニアなメンバーを集めたフォーカス・グループ
フォーカスグループのメリット
- 様々な意見、アイデアを引き出すことができる
フォーカスグループのデメリット
- 参加者同士の関係性次第で言いにくいことがでてくる場合がある
- 参加者同士が他者の発言の影響を受けることがある
まとめ
調査方法の一つであるフォーカスグループについて整理しました。